建設業許可取得のメリット・デメリットとは?
建設業許可の取得のメリット
◎ 多額の工事を請け負うことが可能になる
◎ 社会的な信用が高まる
◎ 公共事業を請け負うことができる
建設業許可の取得のデメリット
△ 建設業許可の取得には費用がかかる
△ 継続的に手続きが必要になる
近年、建設業界では下請業者様に仕事を依頼する際、「建設業の許可を取っていること」を条件とする元請業者様が増えております。
建設業法上、建設業許可を取得していない業者様は、請負代金が500万円以上の仕事を請け負うことができず、仕事の受注に支障が出てしまいます。
反対に、建設業許可を取得することは、一定金額以上の工事を受注できるようになるなど、仕事の機会が増えるといったメリットが生まれます。また、銀行に融資を申し込む際にも、建設業許可の有無は融資の重要な判断基準になっており、建設業許可を取得しているということは、経験・経営が一定レベルにあるということになり、対外的に信用を得られることにもつながります。
このように、建設業許可を取得すると、毎年の決算報告などの労力は増えますが、結果的には受注の機会が増える、社会的信用が高まる、など様々なメリットが得られます。
しかし、建設業許可を取得できる条件は、年々厳しくなっております。
取得できる条件を満たしているようでしたら、建設業許可を取得し、仕事の可能性を広げられてみてはいかがでしょうか?